教派神道連合会青年会議富士登拝

平成16年8月2日〜4日にかけて教派神道連合会青年部による富士登拝が執り行われました、御嶽教青年部からは、鴨下会長、北川前会長、筒井美帆先生、猪野直希先生の計四名が参加しました。


教派神道連合会青年会議富士登拝に参加して

御嶽教札幌教会 筒井美帆


 8月2日、大型台風が接近する中、教派神道連合青年会議事業の一環で富士山に登らせていただきました。扶桑教の元祠をお参りさせていただいてから山へ向かいます。富士山は標高3776m、御嶽山より700mも高い山に登るのは初めてです。お山の雰囲気も御嶽山とい、土産屋が何軒もありとても賑やか。五合目の小御岳神社を参拝して出発しますと、登山道は山小屋が多く明るい雰囲気です。登山客も多く外国の方も登っていました。反面、装束を整えて登拝する方は少なく、私達の他はいません。ここが御嶽山と一番違っていたと思います。
 緩い坂道から始まり、次第に道が険しくなります。岩場も越えて夕刻、宿泊する扶桑教天拝宮に到着しました。天拝宮は八合目、食行身禄様が入定なされました烏帽子岩の隣にあります。管長様にご挨拶し、御参りさせていただきました。疲れていましたが、
登拝する我々に落石や雨風の災いが無いようにと祈って下さる声に力が湧く思いでした。
 翌朝はよく晴れ、すばらしい御来光を前に朝拝しました。ふと山頂を見ますと虹がかかっています。半円のアーチを描いた虹です。富士山で虹を見るとは‥びっくりしながら登拝を再開、午前7時頃に登頂成功しました。
 一休みしてから浅間大社奥宮を参拝させていただきました。お鉢巡りの頃は天気も良かったのですが、お神酒を戴いたカワラケを、厄除けに投げた頃から再び曇り始めました。下り道で頂上を振り返ってみますと最早霞んで見えません。下も白く霞み、天候が危ぶまれましたが全員無事下山しました。再び小御岳神社をお参りし、お礼を述べてホテルへ。窓から富士山が見えます。登山道沿いに山小屋が数えられます。登った事が信じられない思いで眺めていますと、扶桑教の方に「台風に遭ってもおかしくない日程でしたので、登拝が無理なら御岳神社で参拝・一泊して終えるつもりでした」と打ち明けられ、また驚きました。台風を免れた事といい、山頂の虹といい、不思議なことが重なります。神様のお近くに登るつもりで、逆に神様に守られて登らせていただけたのでしょう。とても良い機会を与えていただき、ありがとうございました。