第51回雲上御神火祭 於 御嶽山八丁ダルミ

 三年前より八海山斎場と八丁ダルミとの同時点火というかたちで執り行われて来ました御神火祭でありますが、本年度の八丁ダルミでの御奉仕は、当年奉仕団であります滋賀県教区より依頼を受け、青年部にて執り行う事となりました。
 一昨年、去年と大雨の中(特に去年は台風の中)での御奉仕でしたので、特に天候が心配でしたが、鴨下会長斎主のもと満天の星空を仰ぎながらほとんど風もなく最高の状態で御奉仕する事が出来ました。

満天の星空を焦がさんばかりに燃えさかる大火焔
約2メートル四方に積み上げられた斎木
一心に祈る鴨下青年部会長
熱祷を捧げる青年部員

「雲上大御神火祭に参加して」 

静岡県 神徳教会教師 稲葉優介  

 この度、御嶽教青年部の一員として御嶽山八丁たるみに於ける雲上大御神火祭の御奉仕に参加させて頂きました。八丁たるみに於ける御神火祭の斎行は二 年前から再び行なわれるようになり、今年で三回目となります。私にとっては、今回の御奉仕が初めての参加となりました。
八月七日午後、田の原から登拝を開始し、小雨が降りしきる悪天候の中、眼下に雷の閃光を見下ろしながらも無事王滝頂上に到着。到着後、八丁たるみの御嶽大神御神像前祭場にて斎木の積み上げを行ないました。悪天候にも関わらず地元御嶽協力会の皆様方、青年部有志奉仕団員が一丸となっての作業は淀み無く捗り、御神前に高さ二メートルは優に超す威風堂々たる斎木が積み上がりました。
 その後王滝頂上山荘に一旦戻り、午後六時頃から仮眠を取りました。午後十時過ぎ、私は天候が気になり早目に目が覚めました。山荘の窓から外を見渡すと、空は雲一つ無く晴れ渡り、満天の星が煌いていました。まるで天上に居るかのような、その美しい世界に暫し見とれていると、眼下に見える麓六合目の八海山祭場付近から無数の花火が上がり、竜神の如し御神火の松明行列が闇夜の中を祭場へ向けて登って行くのが見えました。思わず息を呑む程の幻想的な眺めでした。
 午後十一時過ぎに再び八丁たるみに移動し、いよいよ御神火祭の開始です。百名程の御信者の方々が見守る中、青年部奉仕団が祭員を務め、八海山祭場と同時進行で斎木に点火。「御嶽大神懺悔反省六根清浄…」祈念の大合唱の中、盛大に斎木を焚き上げました。燃え盛る御神火の炎は天をも焦がす勢いで立ち昇り、舞い上がる火の粉は星空に散り、御嶽大神の御威光が御山一面に降り注がれて行きました。私は一心に御神恩に感謝合唱し祷りを捧げ、御神火の荘厳な御神威に胸が熱くなる思いでした。後日、八丁たるみにおける御神火の光は、八海山祭場からもはっきりと見ることが出来たと聞きました。過去三回の内、これ程までに晴れ渡ったのは初めての事で、広大無辺のご神恩に改めて感謝合掌の思いです。
 今回の雲上大御神火祭は青年部有志による御奉仕となりましたが、全国から大勢の方々が集まり、一致団結して無事御奉仕を終える事が出来、私もその一員として参加させて頂けた事を幸せに感じます。今後も御嶽教青年部の一員として、御神火祭の御奉仕を始め、様々な行事に積極的に参加し、少しでも多く大神様の御神徳御神恩に報じて行きたいと思います。

8月8日の御来光

 
8月8日朝、剣が峰より一の池(右)、二の池(左)を望む