御嶽山ゴミ持ち帰り運動について

 御嶽教教師青年部会会長 百田吉男

   最近では地球の環境の変化、温暖化現象が大きな問題となっております、経済の発展、
  生活の向上が生んだマイナス要因は徐々に地球の環境、自然を破壊し、私達の子孫に
  その負の遺産を背負わさなければならない状況になってまいりました。
  各種団体ではアイドリングストップ運動等のCO2削減や夏のビジネス軽装(クール・
  ビズ)を取り入れる企業も増え地球環境保護に対する意識が高まってきました。
  御嶽教でも木曽で分集造林に参加し森林保護に力を入れておりますし、本庁ではエアコン
  の設定温度を高くし無駄なエネルギーの消費を押さえる等の取り組みがなされています。
   青年部ではまず根本道場であり私達信仰者の心のよりどころである御嶽山を美しく
  することで、登拝される方々に自然環境保護ひいては地球環境保護に対する意識が
  高まればと、今回「御嶽山ゴミ持ち帰り運動」を展開する事になりました。
   私達は毎年、八丁たるみの御神火祭にあわせ清掃登拝を行ってまいりました。御嶽山は
  信仰の御山としての性格が強く各教会の先達の指導のもと登拝されているので、
  他の山に比べればゴミは少ない方ですが、岩の隙間や木に隠れて見えない場所にゴミや
  空き缶が捨ててあるのをしばしば見つけることがあります。たった一つの空き缶でも
  疲れている時は無駄な荷物と感じるのでしょうか?人が見ていなければ隠してそっと
  置いていこうと言う意識が働くのでしょうか?私達青年部はこの運動を通じ一人でも
  多くの人が御山をきれいにし、自分の心をもきれいにする事を望んでおります。
   御嶽教の各教会の皆様また一般の登山者の方々に御山の美化清掃に御協力いただき、
  御山をもっともっと美しくする事、またゴミを持ち帰る事によってゴミのリサイクルの
  意識が高まればと思っております。
   もう今年の夏山で御覧になられた方も居られると思いますが、王滝口には田ノ原の
  登山道入口、鳥居の右側、黒沢口には六合目、七合目、八合目の各小屋にゴミ用の袋が
  設置してあります。来年も登拝の際は一枚ずつお持ちになり下山時に目に付いた
  ゴミをお持ち帰り下さい。
  またペットボトルや空き缶等リサイクル可能なものについては指定の分別ゴミにお出し下さい。
  御協力の程何卒宜しくお願い致します。
   今回地元の御嶽協力会の皆さんにも声をかけさせていただいたところ、この運動の
  趣旨に強く御賛同戴き、多大な協力を戴きましたので、思いがけず早く話が進み実行に
  移す事が出来ました。最後になりましたが、まごごろからご奉仕戴きました御嶽協力会の
  皆様に篤く御礼申し上げます。