百間滝進入路整備並びに滝行

 このたび木曽御嶽協力会、三岳村旅館組合、案内人組合の皆様により百間滝進入路
整備有志会が発足され御嶽教青年部もその整備作業に協賛致しました。
 青年部では七年前にも百間滝進入路整備に参加しておりましたが、当時に施設した
梯子は無惨にも朽ち果てており、崖の岩や石は歩く毎に崩れ落ち、熊笹に遮られた道
は命がけの行者以外の進入を断固として拒むかの様でありました。
                                                 平成17年9月26日




百間滝進入路整備並びに滝行に参加して




御嶽教光龍教会 安井運樹


 この度百間滝へ御嶽教青年部の一員として、登山道の修復もかねてご奉仕をさせて頂きました。
9月26日、 当日は天候がすぐれず小雨が降っている状態でした。 その中青年部員12名と
木曽御嶽協力会、三岳村旅館組合、案内人組合の方々と共に背中にリュック片手には無き道に
つなぐはしごを抱え厳山へと入る準備を颯爽とすませ一呼吸置きそれから御滝へと入山しました。
 御嶽協力会の方々の掛け声のもと、足場の悪い細道をただひたすら進み途中に道が存在しない
所や笹などで道を塞いでいる所を草刈り機や鎌で切り開いて通りやすいようにしました。
2時間程歩いた所で、御嶽協力会の方が「あそこに見えるのが百間滝ですよ。」と指を指しました。
その先にはまさしくあの百間滝が目の前に映りました。
その場で小休止をとり汗を拭いながら再びさらに先へと進みました。
 道中、旅館の田中さんのお話では今年で頂上へ登るのは14回目だそうで、こういった道が
壊れた所や木が腐ってボロボロになった箇所があるため、ときには40〜50キロの木材を
背負って持っていき、道の修復や社の修繕を行なっていると言われていました。
また御山で怪我をしたり、熊と遭遇したりと思いがけない事が起こる時もあるそうで
入山する時は必ずろうそくに灯りをつけ、手を合わせ祈りを捧げると言われました。
御山に入る際の心構え、斎戒は御山に対してのこころを表すと言われます。道の修復に
携わる方の御苦労が感じられました。
 そしていよいよ御滝に差し掛かった時に見たそのさわやかに流れる光景はその道中の
苦労すら忘れさせる程の感動を抱きました。その回りには数多くの先覚行者の行場があり
霊峰御嶽山の緑したたる大樹林が山肌を覆って樹立し、その間に滝が勢流しているという感覚でした。
 今回のご奉仕に同行させて頂き、私も改めて広大無辺の霊峰御嶽山に感謝合唱の思いで
日々の精進に邁進することを誓いました。                                  合掌