御嶽山登山道整備奉仕並びに御嶽教分収造林整備奉仕

 平成19年7月4日、木曽御嶽奉仕会(池田聡寿会長)からの呼びかけにより
第2回御嶽山登山道整備奉仕が執り行われました。
 王滝口から約60名、黒沢口から約60名共に御嶽山を核として御嶽山を愛する人達が
自発的に集まり夏山シーズンを前に登山道を整備致しました。
御嶽教からは第12代村鳥管長様はじめ青年部・壮年部から15名参加し登山道階段の補修
浮き石の除去等の整備に汗を流してきました。
当日は雨天でしたが、全員怪我もなく作業を終えました。

 また翌5日には御嶽教が開教115周年記念事業として植樹致しました分収造林の育成・整備を行いました。
管長様始め青年部・壮年部から18名、木曽御嶽奉仕会から池田会長、栗屋氏の2名が参加し
総勢20名にて下草切り及び雑木の伐採作業を行いました。
当日は好天に恵まれ作業は安全に行えました。
 また桧の育成具合も順調のようでしたが、今後とも定期的な手入れが必要ですので
要請があれば青年部として率先して作業したいと思います。
自然保護の観点から、また夢を未来に繋げると言う観点からも継続していかなければならない事業の一つであります。
今後とも青年部員各位の更なる協力を御願い申し上げます。

                                    御嶽教青年部会会長 百田吉男


                                                  

登山道整備奉仕風景






分収造林整備奉仕風景




 御嶽山登山道整備奉仕に参加して   

 今回、私は御嶽山登山道整備に初めて参加させていただきました。
登山口には私達青年部の一同の他に木曽ユネスコの方々、王滝村の村長さんを初めとした村議会の方々など
総勢60名以上の方々が田の原に集結され皆さんの御山を奇麗にするぞと言う気持ちの表れなのか
爽やかな顔で出発の時をまっておりました。
 八時半過ぎに曇り空の中出発し道中のグラグラとした浮石を取り除いたり山道の邪魔をするような石や
岩をどかしながら山頂へ山頂へと足を進めました。
山頂までの道のりも半ばが過ぎた頃でしょうか、出発前から怪しかった空からポツリポツリと雨が降り始めました。
そして御山は姿を徐々に荒々しく変えて行きました。
出発前には穏やかだった天候も王滝頂上にたどり着く頃には激しい雨と風に変わって行きました。
王滝頂上の山小屋で一息入れて更に剣ヶ峰を目指し出発をしましたが更に風雨は酷くなり軍手も靴もびしょ濡れで
剣ヶ峰に向けて気温が下がるに連れて体力の消耗の激しい中での作業は困難なものになって行きました。
しかしそんな時、私の中では御嶽教七行道の「勤労の道」の一文がずっと廻っていました。
  『汗を流すは禊の道、汗を惜しむは汚れの道、汗を愛する心を養い、汗で清めた道を歩め』
私はこの一文を心の中で廻らす事で無心に作業を続けました。
剣ヶ峰の山小屋について一息付きながらこの山道整備に従事した事の意味を改めて考えました。
参拝者を初めとした様々な人々に御嶽山により安全に登ってもらい山での事故を
未然に防ぐ事が目的なのは勿論ですが、それだけはなく我々は山道整備を通して禊を行い
その一汗一汗でこの山道の清めを行っているのだなと思いました。
 剣ヶ峰の山小屋で暫し暖を取った後、私達王滝口から登った者達と黒沢口から登った方々で
山頂にて記念写真を撮り互いに握手を交わしました。
同じ志で山頂まで来たもの同士なのでその道のりの苦労は多くを語らずとも分かり、
握る手の力にその達成感と健闘を称える気持ちが溢れていました。
見ず知らずの他人同士が心を通わせるこの光景は大神様の御蔭の賜物に他ならないものでした。
 その後また来た道を王滝口側・黒沢口側へと互いの安全と成功を祈りながら下山を始めました。
下山の最中にも山道にロープを張る作業を行いましたが、気負からか王滝口の山道に張る予定だったロープは
間違って黒沢口の方々が全て持っていかれたので我々は道中で切れた紐を繋ぎ合わせながら下山をしたのが
私としては少し心残りでした。
(残念ではありましたが別に黒沢口の方々を批判している文章ではないので誤解無きようお願いします。)
しかしこの心残りな気持ちをエネルギーに変えてまた来年頑張りたいと思います。
 私達が行ったこの登山道整備は遥か昔に普寛霊神・覚明霊神がより困難な状況で行われた事を
繋いでいるのだなと思いました。
その様に思うとこの登山道整備がただの整備でなく崇高な開山であると感じます。
私達は数百年たった今もその思いを受け継ぎそして後世へと繋げて行くのだと思うと感慨深いものがあります。
私達は先人達の思いを忘れず今後も人々の為に奉仕して行きたいと改めて思いました。
最後になりましたが御支援御尽力下さった皆様方、誠にありがとうございました。

                                   中国五県教区 御嶽教六本氣大教会教師 横山昇三



分収造林整備に参加して

 平成19年7月5日、第12代村鳥管長様をはじめ、青年部、壮年部から十八名参加により
分収造林整備が行われました。
当日は雲の間から青空が少しのぞく、暑くもなく寒くもなく作業には丁度良い天候でした。
作業場は王滝村の宿から車で1時間半ほど走った御嶽山が眺望できる山の上でした。
のこぎり、チェーンソー、草刈機を各々手に取り、檜を植林している敷地の木を切ったり、
草・笹などを刈ったりとなかなかきつい2時間の作業になりました。
作業前にはうっそうと生えている草や雑木により、植林している檜の姿は見ることが出来ない状態でしたが
皆の手作業により作業が終わる頃には、腰から背丈位の檜が
あちらこちらに見ることが出来るほどきれいになりました。
今回の作業で整備出来たのは全体のごく一部ですが、皆で共に汗を流せた事の喜びや作業への充実感で
とても清々しい気持ちになりました。
 この檜が大木になるまでには、まだまだ時間がかかります。
一人では植林など大きな事は出来ませんが、日常生活には少しの心掛けにより簡単に出来る環境保護もあります。
まずは身近なことから始めていくことが大切で、その積み重ねにより次の世代へ
安心して暮らせる環境を伝えることが出来ます。
分収造林整備を体験することでそんな当たり前の事を改めて感じ、
実践していかなければならないと思いました。
今回、御導きいただきました、管長様、青年部、壮年部の皆様、そして御嶽大神様に感謝いたします。

                                           御嶽教岩戸教会  遠嶽 茂晃