令和３年　新年を迎えて

新年を迎えて

 

　今年はコロナ禍の中で迎える正月となり、神殿内も境内も安全対策を講じた形でご参拝していただきました。

　いつもは社頭の大きな三つの神鈴が正月中鳴り響くのですが、それらは触れないようにしてありましたので、その分静けさがありました。

大鳥居の広前では例年通り管長殿の御親祭により護摩焚き上げ祈祷が厳修され、参拝者は浄火による弊加持を拝受しました。

三ヶ日の参拝者は例年より少なく感じましたが、お天気が穏やかであったこともあり和気あいあいと賑やかな大和本宮でした。

マスクを着用し、密を避け、常に手を消毒するというご協力を必要とする中、新年は御嶽大神様の下へとご参拝いただいたことを有難く思います。きっと大神様はマスクの中のひとり、ひとりのお顔をご覧になり、その祈りを受け止めて下さり、新しい年を前向きに進めるようご守護下さるものと信じます。

　全国より御鏡餅、幟旗の奉納申込み、数々の御供えを賜り心より感謝申し上げます。どうかコロナウイルスが１日も早く終息しますように。

 

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