秋季感謝大祭を斎行致しました

神力加被（しんりきかひ）

神様の偉大な働きは、私たちに力を貸して守ってくださる。願いを叶えくださる。

 

昨年、佳節開教百四十周年を迎え、大神様、霊神様方の御守護と全教内の御協力にて、御神威も弥益々に昂揚しております。ご同慶に堪えません。

今年も大祭にあたり、多くの方が清掃奉仕に駆けつけて頂きましたこと、感謝申し上げます。又、ご奉仕頂いた先生方も、大祭当日早朝より食事のお手伝い、大祭準備、神庭での落葉の清掃などをご奉仕頂きました。更に明年御神火祭奉仕団岐阜県教区の皆様による、松明行列も斎行できました。令和五年度大和本宮感謝大祭への神明奉仕は、大神様、霊神様の御加護感応納受頂けるものと思い、重ねてお礼申し上げます。

落葉を見ておりますと、齢を重ねた桜の葉一枚も、又、風によって雨のように大地へ降り落ちていく古い葉は、時と共に必ず新しい葉へと生え変わってまいります。私たちも託す存在を感じ、託された側も、少しでも良い形で引き継ぐために「変わり」、次代へ襷を渡し託していくことの繰り返しが、長きの「変わらない」根柢、新芽となり育ってまいります。

現在の世相は、何時、何処で災難や事故に見舞われるか分からない世の中です。しかし私たちは、大祭時の焚き上げ神事の火のように力強く、暖かな神恩と共に歩んでまいりましょう。霊妙広大な御加護を頂き、教会、布教所、講社の先達先生に寄り添い頂き、世界平和・国運隆昌・家内安全・所願成就達成のこころを祈願いたします。

目に見えぬ　神にむかいて　はぢざるは

　　　　　　　人の心の　まことなりけり

　　　　　　　　　　　　　明治天皇御製

　　　目に見えない神に向かって、恥じることが無い生き方は、

　　　その人の心が誠実である。まことのこころである

神恩に感謝し、教会、布教所、講社の隆盛と教師、信徒、崇敬者各位の平安を、ここより祈念いたします。